巨大地震の脅威!日本に迫る地震の恐怖

巨大地震の脅威!
暮らしの雑学

2016年4月14日 から15日未明にかけて、震度7から震度6の地震が、九州の熊本県におきました!
気象庁によると14日夜9時26分頃、熊本県熊本地方の深さ11kmを震源とする、マグニチュード6.5の地震でした。

 icon-square 熊本県益城町で 4月14日に起きた 震度7の大地震

気象庁が15日の午前6時までにまとめた地震の回数は、最大震度7が1回、震度6強が1回、震度6弱が1回で、震度5から1を含めると、体に揺れを感じる地震の回数は合わせて104回です。
とても多い揺れの回数です!
被災された方は、どれほど怖かったかと、心からお見舞い申し上げます。

気象庁は、今後も1週間程度は、震度6弱程度の激しい揺れを伴う余震がおきる恐れがあるとして、危険な場所には絶対に近づかないように呼びかけています。
くれぐれも身の安全の確保を優先に、行動してください。

 icon-square NHKスペシャルの巨大地震の脅威!日本に迫る地震の恐怖 まとめ

先日NHKスペシャルで放送をされていた、「巨大地震 日本に迫る脅威」をまとめてみました。

東日本で起きている異変「隆起」の原因とは?

東日本大震災の直後の宇宙観測(衛星)では、東北地方の地盤が最大1mほど沈みました。
しかし現在、沿岸の地盤は一転して、隆起し続けています。
これは、これまでに起こったことがない現象です。

これ以外にも東北の沖合では、陸側のプレートの下に、海側のプレートが、年間約8cmの早さで沈み込んでいます。
この沈み込む力で、2つの境目にひずみが溜まっていきます。
このひずみが限界に達すると、巨大地震が発生します。
このプレートの動きは、陸上や海底の観測装置でとらえられるそうです。

この現象の原因はマントルの動きだった

これらの現象は、マントル(地下50kmより深いところにある岩石)が、地表の近くではプレートと共に年間数cmの早さで、動き続けていることが原因と言われています。

マントルマントルは粘弾性を持っています。
粘弾性とは、加えられた力によって変形し、加えられた力がなくなると元の形に戻る性質です。
プラスチックやゴムなどの、物質に顕著に見られます。

東日本での地震は、マントルに影響を及ぼし、大陸をゆがめ続けています。
3.11の前までの日本列島・北東アジアとは、大きく地震の発生する環境が変わりました。
そのため、研究の根本的な見直しが行われています。

 icon-square これから起こる地震の予測

活断層だけでは地震の予測は難しいのが現実

1995年に起きた、阪神・淡路大震災によってできた活断層がきっかけとなり、活断層を調査して、次の地震の手がかりを探す調査が本格化しました。

全国で確認された活断層は、2000にもなります。
しかし、活断層が確認されていない地域で、地震が相次ぎました。

2004年に起きた新潟中越地震や、2008年に起きた岩手・宮城内陸地震が、活断層が無かった地域での地震の発生です。
これを見てもわかるように、活断層を調べるだけでは、地震の予測に限界があります。

そこで今注目されてるのは、衛星から大地の動きをとらえるGPS観測です。
観測点は全国に1300カ所あり、わずかな大地の動きをリアルタイムでとらえます。
これによって新たなリスクが明らかになりました。

浮かび上がった新事実

西日本は、これまで1枚の同じプレートに、乗っているとされてきました。
そのプレートは、海側から北西の方向に、押され続けています。
ところが、同じプレートの上でも、地盤の動く動きは様々です。

GPSの研究の結果、1枚のプレートだと考えられてきた西日本ですが、日本の大地がいくつものブロックに、分断されている可能性が浮かび上がってきました。
その境目では、大きな地震が起きる可能性が高いのです。

1891年に発生した、マグニチュード8.0 の濃尾地震(のおびじしん)では、長さ80kmの活断層が最大8mずれ動きました。
そこは、東海地方を縦断するブロックの境目だそうです。

阪神・淡路大震災で起きた活断層も、ブロックの境目と考えられます。

アメリカのハーバード大学の研究でも、ブロックの境目は関東を横切り、日本列島を複雑に縦断していることが分かりました。
日本の地盤は特に複雑で、ブロックの境目では、どこでも大地震が起きる恐れがあるとしています。

 icon-square これから起こる南海トラフを考える

南海トラフについて 国は、最大でマグニチュード9の巨大地震が、起こると想定しています。

東海から九州まで、震度7の揺れが起こるとされているのです。
さらに、10mを超える津波が押し寄せ、最悪の場合、死者は最大33万人に上るとされています。

歴史に残る被害の記録を紐解くことで、繰り返し巨大地震が発生してきたことが分かります。
その巨大地震の発生間隔は、約100年~150年です。

最後に起きたのは、昭和南海地震(1946年)です。
そのため、今後20~30年のうちに次の巨大地震が発生すると考えられているのです。

私たちは、これらのことを常日頃から意識をして、生活の中で防災に対する知識や準備を蓄えていく必要があります。

今回の熊本県の地震も、遠方だからといって軽く考えてしまってはいけません。
こういった事実を真摯に受け止めて、いつ起こってもおかしくない、南海トラフの巨大地震に備えましょう!

 icon-comment Kazuちゃんのつぶやき……

とても怖くて心配な南海トラフの巨大地震ですが、さて、何からどのように備えていったらいいのか……

現時点の南海トラフ巨大地震被害想定は、地震規模マグニチュード9.1、震度6以上、死者32万人、被害総額220兆円、家屋の倒壊・消失240万件だということです。

まずは、非常用食料と飲料水からかな~?
それとも防災グッズかな……

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