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台風のあとに患者が増加する謎の病・・・ 土や水から感染するレプトスピラ症とは!?

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毎年のように夏から秋にかけて、日本に接近してくる台風。
台風は上陸している間も注意が必要ですが、台風のあとに流れてきた土や水には、ある感染症の原因となる菌が含まれている可能性があります。

台風のあとの土には要注意! 命の危険もある危険な感染症・・・

台風のあとに患者が増加するレプトスピラ症とは?

台風のあとに患者が増加する感染症として、テレビでも取り上げられたことがあるレプトスピラ症(ワイル病)。

レプトスピラ症は、人間も犬も感染する可能性があり、最悪の場合は死に至ることもある危険な感染症です。

犬 レプトスピラ症 潜伏期間レプトスピラ症の感染源は、おもにドブネズミで、ドブネズミが排出する尿には、原因菌であるレプトスピラ菌が含まれています。

ドブネズミの尿は、土壌や河川に含まれていて、台風で大量の雨が降って川の水が流れ込み、その汚染された水や土を触ることによって、皮膚を通して感染します

現在は、衛生環境の改善やネズミの駆除も進み、レプトスピラ症の発病は激減しています。

しかし、ネズミの尿から排出されるレプトスピラ菌は、東京都心の一般家庭の花壇から発見されることもあります。

レプトスピラ菌は、どこにでも潜んでいる可能性があるので、感染を予防するために、家の花壇の土でも手袋を使用して作業をするようにしましょう。

また、台風のあとは汚染された水や土が流れ込んでいる可能性があるので、感染しないように手袋を装着して、怪我をしている場合には水につからないように注意して、土砂の片付けなどの作業を行ってください。

犬のレプトスピラ症の症状とは?

犬 レプトスピラ症 潜伏期間 媒介 ワクチン 対策レプトスピラ症は、家畜伝染病予防法という法律の中で、発生した場合には、獣医師が都道府県知事に届出をしなければならない疾患に含まれています。

家畜伝染病予防法の中には、狂犬病や鳥インフルエンザなど、広まると危険な病気が含まれており、レプトスピラ症はこれらと同じくらい怖い病気だということがわかります。

犬のレプトスピラ症は、「不顕性(ふけんせい)型」「出血型」「黄疸型」の3つに分けることができます。

1つ目の「不顕性型」は、症状が出ないまま経過していき、自然に治る場合もあります。

症状が現れないため気がつかないこともありますが、回復しても長期間に渡り、菌を含んだ尿を排泄するため、レプトスピラ症の感染源になります。

家の中で犬を多頭飼いしている場合には、ほかの犬が感染してしまわないように注意が必要です。

2つ目の「出血型」は、40℃の高熱、食欲不振、嘔吐や血便などの症状がみられます。

病状が悪化すると、脱水や尿毒症を起こして、死に至ることもあります。

3つ目の「黄疸型」は、黄疸、嘔吐や下痢、出血などの症状がみられます。

「出血型」よりも症状は重いことが多く、発病してから数日で死に至ることもあります。

レプトスピラ症の予防法は!?

犬 レプトスピラ症 潜伏期間 媒介 ワクチン 対策犬はレプトスピラを予防するための混合ワクチンがあります。

一般的な混合ワクチンは6種ですが、6種のワクチンではレプトスピラを予防することはできません。

アウトドアを愛犬と一緒にするときは、8種などレプトスピラを予防できるワクチンの接種をオススメします。

レプトスピラのワクチンは、12週未満では接種しないようにしてください。

12週齢未満の子犬や小型犬は、アナフィラキシーショックになる可能性もあるので、レプトスピラのワクチンを接種するときに気になる点があれば獣医さんに相談してみてください。

参考文献:

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