食品表示におけるノンシュガーやノンカロリーの本当の意味と砂糖についてのぶっ飛び情報!Vol.1

砂糖の話
健康を守る食の情報

これからの暑くなってくる季節に、ついつい飲みたくなる炭酸飲料や、フルーツジュースなどの冷たいドリンク。
ノンシュガーやカロリーオフなどの表示に安心して、ついつい飲んでしまいますね。

でも、ダイエットは気にしていても、気にしていないのがこれらの食品表示の中身のこと。
色々調べてみると、なんともぶっ飛びの落とし穴(?)が隠れていました。

 icon-square 食品表示のそれぞれの違いって何?

ペットボトルや缶に入った飲み物には、よく「砂糖不使用」とか「ノンシュガー」などが書かれていますね。
その表示に安心して、ついつい飲んでしまいますが、きちんと理解をしておかないと、ダイエットを頑張っている場合などは、意味のないことになってしまうのです。

よく目にする表記としては、「砂糖不使用」「糖質ゼロ」「無糖」「ノンシュガー」「甘さひかえめ」「糖類ひかえめ」「低糖」「微糖」など、いろいろな表現方法で、いかにもお砂糖を使っていません的な言葉が書いてあります。

これらの食品表示のルールを知らないと、とんでもないことが起きてしまう場合もあるので要注意です。

「砂糖不使用」は本当に砂糖が入っていないのか?

砂糖不使用

「砂糖不使用」と書かれている食品でも、砂糖が含まれていることがあります。
実はこの表示の意味は、食品の製造・加工段階で砂糖を使っていないという意味なのです。

栄養成分表示に「ショ糖○○g」と記載されている場合は、その食品の原材料に、もともと砂糖の成分が含まれていることを示しているのです。

さらに、砂糖以外の糖質が含まれていることもあって、「甘くない」とか「低カロリー」を意味する表示ではないのです。

えぇ~!! とってもぶっ飛びです!

「ノンシュガー」の「ノン」の意味を知っていますか?

実はノンシュガーの「ノン」とは、「(砂糖が)まったく入っていないこと」を意味しているのではありません。
栄養表示基準では、糖類の含有量が100g(100ml)あたり0.5g未満であれば、「ノン」とか「レス」、「無」や「ゼロ」を、表示できるルールになっているんです。

また、糖類以外の甘味料を含んでいる場合もありますので、「甘くない」という意味でもありません。
タンパク質や脂質などの、他の栄養素が含まれている場合は、当然エネルギーもありますので、こちらも当然ですが「ノンカロリー」でもないのです。

これもまたまた、ぶっ飛びです!

「甘さひかえめ」って何がどれくらいひかえめなの?

ジュース

「甘さ」とは動物の五感の一つで、私たちが感じる5味のうちの一つ「甘味」を表す言葉です。
味覚は栄養成分ではないため、栄養表示基準の対象ではないので、「甘さひかえめ」だけでは、何をどのくらいひかえているのかが、とてもあいまいで分かりません。
ということは当然、糖類の含有量が少ないという意味ではないのです。

一方「糖類ひかえめ」や「低糖」は、糖類の量を表す表示です。
糖類の含有量が100gあたり5g以下であることを示しているのです。
飲料の場合は、100mlあたり2.5g以下であるということです。

 icon-square 栄養表示基準とは何?

栄養表示基準は栄養成分を表示するときの決まり事(ルール)

栄養表示基準は、「健康増進法」に規定された栄養成分(たんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラル類・ビタミン類の5大栄養素)と、熱量(カロリー)を食品に表示するときのルールについて定めたものです。

「ノン」「ゼロ」「オフ」などのように、「含まないこと」や「低いこと」を強調したり、「○○たっぷり」などのように「多いこと」や「高いこと」を強調するときには、具体的な含有量が決められているのです。

強調表示 基準値
無・ゼロ・ノン・レス 食品100g(飲料100ml)あたり0.5g
低・ひかえめ・小・ライト・ダイエット・オフ 食品100gあたり5g以下
飲料100mlあたり2.5g以下

なお、味覚に関する表示の「甘さひかえめ」などは、栄養表示基準の対象にはなりません。
また、「砂糖不使用」は、強調表示基準が適応されません。

栄養表示基準における分類

炭水化物分類表栄養表示基準では、炭水化物、糖質、糖類を次のように分類しています。
糖類ゼロ」は、二糖類または単糖類が基準値未満であることを示しています。
糖質ゼロ」は糖類のほか、糖アルコールや三糖類以上のオリゴ糖なども基準値未満であることを示しています。

炭水化物 人が消化できる糖質と、消化できない食物繊維を合わせて
炭水化物と称して表示している
食物繊維 人の消化酵素では消化できない多糖類
水に溶けるものと溶けないものがある
糖質 炭水化物のうち、食物繊維でないもの
体内でエネルギーになる
三糖類以上 単糖類が3つ以上結合したもので、オリゴ糖やデンプンなど
結合する糖の数が多いほど、甘味はすくなくなる
糖類 二糖類または単糖類で、糖アルコールでないもの
糖アルコール 糖が還元されてアルコールの形になったもの
代表的なものはキシリトール

 icon-comment Kazuちゃんのつぶやき……

暑いからと、気楽に買って飲んでしまう「ノンシュガー」や「糖類0」などの飲み物も、飲み過ぎるとダイエットどころではなくなってしまうのですね~
ホント気をつけねば……!

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