塩は万病に効く!肩こり・頭痛・冷え性など、新陳代謝の悪い人必見の知って得する情報

猛暑が予想されている今年、すでに名古屋は37度越えの気温予想が出されていて、溶けてしまうのでは?と心配です。
熱中症予防にはまず「塩」と「水分」ですが、その塩は実は万病に効くすごいパワーを持っていたのです。
命の源「塩」の歴史
「塩」は科学的な名称を塩化ナトリウムといい、ナトリウムと塩素の化合物である白い結晶体のことです。
塩は生命の維持に欠かすことができない貴重なものなので、時の権力者が富を得るために独占(専売制)がとられました。
日本でも平成9年に塩専売法が廃止されるまで、日本専売公社によって専売されていました。
塩の重要な役割
古来から、塩は海水を取り入れ、水分を蒸発させた「かん水」を作り、それを煮詰めて作られてきました。
今では海外から岩塩なども輸入されていて、いろいろな塩を使うことができます。
たとえばピンク色がとてもきれいなヒマラヤ岩塩は、鉄分や硫黄分を多く含んでいて独特の香りがします。
ヒマラヤ岩塩は入浴剤としても使えるほか、チベットやインドでは、消化器系のガンを予防・抑制する薬として使用されていたりします。
また、塩化ナトリウムは体液の調整に非常に重要で、筋肉や神経の興奮を鎮める働きがあります。
しかし、取り過ぎると高血圧や腎臓病の原因を作るため、控えめにとることが健康管理のコツといえます。
その他、塩にはいろいろな効果や使い道があります。
1.食品の味を引き出す
2.アク抜きに使う
3.水分を外に出し、組織を縮める(野菜をしなっとさせる)
4.塩漬けにすれば防腐作用がある
5.魚のぬめりを取り去る
6.リンゴやジャガイモなどの変色を防ぐ
7.薬効がある
8.神聖視された清めの儀式に使う etc.
私たちは、これらの効果を日常的に取り入れているのです。
塩は万病に効く!塩健康法
塩健康法 タラソテラピー
塩分を含む水は、真水と比べると保湿効果があり、海水や塩水での運動を長期間行うと、新陳代謝は確実に高くなると言われています。
フランスやドイツでこれらの方法が、タラソテラピー(海洋療法)として取り入れられているのは有名です。
でも、近くにそんな温泉施設がない場合でも、塩の入った入浴剤を入れたり、ヒマラヤ岩塩などを入れたご家庭のお風呂で、簡単塩湯浴が楽しめます。
その家庭用塩風呂でも、疲労が急速に回復する効果や、炎症を治して血の循環をよくする効果が期待できます。
1.40度以下のお湯を浴槽に満たします。
(熱いと刺激が強すぎて皮膚が痛くなることがあります)
2.なるべく上質な天然塩を、浴槽のサイズに合わせて150~300gいれます。
(計量が面倒なら、一握りポイッと入れましょう^^)
3.15分ぐらいゆっくりつかりながら、体をマッサージすると効果的です。
4.浴槽からでて、手ぬぐい(肌がツルツルになるから!)に塩をつけて優しく体をこすります。
5.シャワーで塩を洗い流して、また10分ぐらいお風呂につかります。
●塩や塩入りの入浴剤を入れたら、循環機能は使わないこと
●お風呂をでたら、すぐに浴槽を洗い流すこと
特に冷え性がひどい方や、高血圧や心臓病の人にとっても半身浴が効果的です。
なお、入浴後には、塩水(または水)をコップ1杯飲むと、より気分が爽快になるようです。
Kazuちゃんのつぶやき……
我が家は大のお風呂好き
名古屋にある人気スポット、天然温泉のキャナルリゾートは、地下から湧き出るお湯の温度が48.8度と高い「ナトリウム-塩化物温泉」です。
私たち家族は休みの度に、肩こり緩和やリラックスを求めて、せっせと通ってキャナラーを楽しんでいます。^^