歯周病対策が健康長寿の鍵だった!口腔ケアでガンや認知症を予防する方法

歯周病
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口の中をケアすると、ガンや認知症を予防して、健康長寿になれる……というのですが、いったいどのようにして歯周病を予防し、健康長寿を手に入れることができるのでしょうか?

2015年5月11日の「主治医が見つかる診療所」では、口の中の病気である歯周病対策で、ガンや認知症を予防する方法が、取り上げられていましたのでまとめました。

 icon-square 歯周病とはどんな病気?

人類が一番多くかかっている病気として、ギネス世界記録にも記載されている【歯周病】とは、いったいどんな病気なのでしょうか?

歯周病とは、歯の周りの組織に起こる病気の総称です。
歯周病になっている人の歯茎を押すと膿が出ることから、以前は歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれていました。
また、歯周病周囲の骨の組織が炎症を起こして、溶けていくようになって、歯がぐらぐらとして落ちて(抜けて)しまうことにもなります。

歯周病と全身の病気との関係

今や歯周病にかかっている人の割合は、30歳以上の人だと、ほぼ80%になるといわれています。
人が歯を失う原因は以下の通りで、その中でも約40%の人が歯周病が原因なのです。

  1. 歯周病 41.8%
  2. 虫歯 32.4%
  3. 歯が折れる&割れる 11.4%
  4. その他 14.4%

歯周病_02虫歯(う蝕)や歯周病は、たいした病気ではないと軽く考えがちですが、歯周病菌が原因で起きる病気もたくさんあります。

そのため歯周病を退治して、口腔ケアをすることによって、防ぐことができる病気もたくさんあるのです。

まずあげられるのは、虫歯や歯周病を予防すると、脳を活性化して認知症を防止することができるということです。
さらに、ガンの予防や心臓病予防、心筋梗塞や狭心症予防、メタボリックシンドローム(肥満)の予防や糖尿病の予防に至るまで、歯周病を治すことで防げる病気がたくさんあるのです。

歯周病予防は、健康長寿・認知症予防・ガンを防ぐ・肥満予防・糖尿病予防・心臓病予防、そのほか、胃腸の動きを促進したり、免疫力をアップさせます。
また歯周病は、関節リュウマチを発症する原因の、一つだともいわれているのです。

口の中の健康状態が全身の健康状態につながる訳

歯周病の原因である歯の歯垢(プラーク)1mgには、10億個の細菌がいるといわれています。
虫歯や歯周病はいまでも軽視されているのですが、その歯周病をそのままにしておくと、菌は歯茎から血管に入り、その血液の中で心臓や脳など体中に運ばれてしまいます。
その結果、歯周病の原因となる細菌は、全身のさまざまな部分に悪影響を及ぼすのです。

さらに今年3月、認知症に対しても、歯周病菌が関係していると学会で発表されたのです。
それではいったいどのようにして、歯周病を防ぐことができるのでしょうか?

 icon-square 歯周病などの口の中の病気を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか

歯垢は基本的には、機械的な刺激がないと取れません。
そこで機械的な刺激を与えてとる必要があります。
そこで、歯科医にかからなくても簡単に歯垢を防ぐ基本の方法が【歯磨き】です。

 icon-square 歯垢をつけないようにするための歯磨き方法

歯垢は、歯ブラシが当たって、こすり取ることができるのです。
普通の磨きでは、歯磨き粉を使って磨く人がほとんどで、ほとんど磨けていないにもかかわらず、歯磨き粉の清涼感で、十分磨けていると思ってしまうのです。

基本の歯磨き方法

歯磨きそこで、歯を磨くときには2段構えで磨くようにするといいそうです。
まず最初は、歯ブラシに何もつけずに水だけで磨きます。 
歯垢は歯についてから24時間以内なら、水だけの歯磨きで十分取れるのです。
そして、仕上げとして歯磨き粉を使って、磨くようにする方法がいいそうです。

歯の磨き方を工夫する

歯の磨き方にも工夫をする必要があります。
ダブルライセンスを持つ医師がオススメするのは、次の3つの磨き方です。

フォーンズ法
歯を閉じた状態で、歯ブラシで円を描くように上下同時に磨くと、歯の汚れを効果的に落とすことができます。

スクラッピング法
ブラシを歯に直角にあてて、歯のくぼみに毛先を入れて、細かく振動をさせて磨くと、歯と歯の隙間を効果的に磨くことができます。
また、歯の裏側や、噛み合う面もしっかりと磨きましょう。  

バス法
歯の付け根に、歯ブラシを45度の角度であて、細かく振動をさせて磨くことで、歯と歯茎の間にブラシが入り込んで汚れが取れます。

磨くときには、歯と歯の間、歯と歯茎の間を、しっかり磨くことがとても大切です。

歯磨きはいつ何回すればいいのか

プラーク(歯垢)はちゃんとした形になるまで、12~24時間かかるため、最低1日2回は磨くといいそうです。
さらに、寝る前の歯磨きが一番重要で、寝る直前に菌を最低数にするために必要な歯磨きです。
寝る前以外では、食後が望ましいのですが、最低でも朝食後には、歯磨きをするようにしてください。

つまり、最低でも1日2回、朝食を食べた後と夜寝る前に歯磨きをすることがいいそうです。

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