老後破産にならないために今から学ぶ年金の仕組み Vol.3

老後の年金
暮らしの雑学

年金について考えれば考えるほど、先行きが不安になってきてしまう今日この頃。
主婦が家計のたしにと、数時間パートをしただけで、夫の扶養から外れてしまうことになってしまいます。

【老後破産にならないために今から学ぶ年金の仕組み Vol.2】では、年金はいったいいつから、もらえるのかについて書きました。
今回は、年金がいったい【いくら】もらえるのかを調べてみました。

 icon-square 専業主婦やパート主婦にもやってくる年金負担

パートタイマー主婦現在、厚生年金に加入している夫を持つ主婦は、パートタイマーを含めて、年収が130万以上にならない限り、年金保険料を納めなくても年金を受給できるという、【第3号被保険者制度】という制度があります。

ところが、その制度をなくして、月55,800円以上の収入(年収669,600円以上)があるパート主婦にも、厚生年金に加入してもらうための試算が、財政検証で行われました。
もちろん狙いは、年金の原資(支え手)を少しでも増やすことです。
しかもその対象者は、1,200万人にも及ぶといわれています。

今は「計画段階」でも、それが本当に実行された場合は、主婦が払う厚生年金や健康保険料の金額は、いくらになるのでしょうか?

月8万円のパート収入がある場合で計算してみました

パート収入 厚生年金 健康保険料 合計差引金額
80,000円/月 6,990円/月 3,270円/月 10,260円/月
960,000円/年 83,800円/年 39,240円/年 123,040円/年

すごい金額が、給料から差し引かれて、厚生年金として支払うことになるのです!
※健康保険料の計算は、参考金額として平成24年度の、最低支払金額で計算しています。

厚生年金に加入すれば夫の扶養からも外れます

パート収入で厚生年金を引かれる(加入する)となると、当然夫の扶養からも外れてしまいます。
そうなると、当然健康保険料も自分で払うことになるので、上記の表のように、月1万円ぐらいの減収となってしまうのです。

そうならないために、月58,000円を超えずに働くか、逆にバリバリに働くか、とても難しい選択を迫られることになるでしょう。
まさに、今の年収「130万円の壁」が、さらに厳しい「70万円の壁」になってしまいますね。

主婦の年金

さらに、自民党の「多様な働き方を支援する勉強会」では、専業主婦にも保険料を負担させるための法改正を目指して、国に提言書を出しているといいます。
5年後の導入を目指しているようですが、これが実現すれば、専業主婦の私たちでも月3,000円程度の保険料負担があるかもしれません。

我が家はいくら年金がもらえるのか?

老後の資金計画を立てるうえで知っておく必要があるのが、我が家ではいったいいくら年金がもらえるのでしょう?ということです。
これは、夫がサラリーマンか自営業か?によっても違いますし、妻が厚生年金の加入歴があるか・ないか?によっても違います。

そこで大まかではありますが、図式で年金額(年額)が一目で分かる表を書きました。

年金計算
この表での計算金額は、あくまでも目安としてお考えください。
また、(B)の基礎年金部分(国民年金)は、今後減額されていくことが想定されているので、その金額を参考に計算してみてください。

  • 2015年 - 64,000円
  • 2020年 - 59,900円
  • 2025年 - 57,100円
  • 2030年 - 54,000円
  • 2035年 - 50,100円
  • 2040年 - 45,600円

ちょっと暗くなってきてしまいますが、これが現実と受け止めて、今からしっかり準備をしていく必要がありますね。




 icon-comment Kazuちゃんのつぶやき……

私もざくっと計算してみましたが、とてもじゃないけど食べていけそうにもありませんでした……
トホホ……

ピックアップ記事

関連記事一覧