雨が降る前に頭や肩などが痛くなるのは気象病のせいだった!

気象病
テレビで話題の健康情報

春は三寒四温といわれるほど、天候がコロコロ変わって、体調を崩しがちな季節です。
さらに、雨が降ると、古傷の痛みや頭痛に悩まされる人が多くなります。
2015年4月18日の「世界一受けたい授業」で取り上げられた、気象病をまとめました。

雨降り

実は、天気が原因で体調が悪化することは、医学的にも認められていることだそうです。

しかもドイツの気象庁のページでは、気象病予報などが掲載されているのだそうです。
(私にはよくわかりませんでしたが……)

私も肩や首が痛くなってきて、歳を感じてしまうのですが、その痛みはお天気のせいだったなんて驚きですね。

 icon-square 古傷などの慢性痛はお天気のせいで痛くなる

気象病の権威である、名古屋大学の佐藤純(さとうじゅん)先生は、日本で唯一の天気痛外来を開いた方です。 
佐藤先生は、天気と痛みの関係を研究して、たくさんの天気痛の患者さんを救っています。
その佐藤先生の天気痛外来に訪れる人の8割が、その傷みで天気を予想できると言っているそうです。

その中で、お天気が悪くなる前に痛むところのTOP3は……

      1位:頭痛
      2位:首
      3位:肩 ……の上半身です。

古傷などの慢性痛は、低気圧の接近や前線通過などの、気圧の変化に大きく影響されます。

気圧の変化を感じ取るのは体のどの部分なのか?

気圧の変化を感じ取るのは、ズバリ【耳】です。
エレベーターや飛行機などの、大きな気圧の変化がある場所では、耳がキーンとなるものですが、その気圧の変化を感じ取るのは、内耳にある【センサー細胞(有毛細胞)】といわれる細胞です。

耳センサー細胞が気圧の変化を感じ取ると、内耳と脳をつなぐ【前庭神経】に混乱をきたし、その情報が脳から全身に伝わります。
そうすると、けがなどがない部分には影響はありませんが、けがをしたことがある場所(古傷など)では、患部の痛覚神経を刺激して、痛みが発生するのだそうです。

センサー細胞の(有毛細胞)の感受性には個人差があり、気象病の人はセンサー細胞感受性が敏感だといえるのです。

気象病にはどんな病気があるのか?

天気が悪化させる病気のことを気象病といいます。
その主な気象病は、どんな病気があるのでしょうか?

めまい

立つのも困難な回転性のめまいがする【メニエール病】は、難聴や耳鳴り、耳の閉塞感などがある病です。
メニエール病は主に耳の中のリンパの張りが原因ですが、春先では、急な温度の変化で自律神経が乱れて、内耳への血流が低下し、めまいが起こりやすくなります。

ぜんそく

季節の変化に伴うぜんそくには注意が必要です。
気圧の低下に加えて、前日よりも3℃以上気温が低下すると、ぜんそくの発作が生じやすくなることが、統計的にわかっているのだそうです。

心臓発作や脳出血

心臓発作や脳出血は、死に直結する危険な病です。
気圧が低下すると、血圧や脈拍が上昇して、心臓や血管に負担がかかります。
それが原因で、心臓発作や脳出血が起こりやすくなるのです。

うつ病

気圧の低下で、精神に異変が起こることもあります。
天気別に見たうつ病の発症率が、雨の日は増加するのだそうです。
さらに降水量が増えると、自殺者も増加するという、怖いデータもあるそうです。

晴れの日に多い病気

気圧が下がると、たくさんの病気が出てくることが分かりましたが、逆に気圧が高いお天気の日に、増える病気もあるのだそうです。
それは【急性虫垂炎(盲腸)】です。

高気圧に覆われた晴れの日では、ある特定の白血球(顆粒球)が増加するそうです。
その白血球の増加で、盲腸の中でも重症度が高く、手術になるような炎症を引き起こすという、データがあるそうです。

 icon-square 気象病の防ぎ方を知っておこう

気象病を予防することはできないのでしょうか?という質問に、ちゃんと答えがありました。

1.天気予報を見ること

気象病の予防それはズバリ、天気予報をちゃんと見ることなのだそうです。

天気予報を見ていれば、痛み出すタイミングや、どの程度痛みが続くのかが分かり、そのため痛みに対するストレスが減って、痛みの緩和につながるというのです。

2.酔い止め薬を飲む

気象病の頭痛やめまいなどは、普通の薬局で買える「酔い止め」薬で、予防ができるのだそうです。
その理由は、乗り物酔いの原因も、内耳と脳をつなぐ前庭神経の混乱から起きるため、気象病と発症の仕組みが、似ているからなのです。

抗ヒスタミン剤が含まれる酔い止め薬は、前庭神経を静める効果があるので、頭痛やめまいなどの気象病予防には、とても効果が期待できるお薬だそうです。

耳が詰まった感じや眠気、頭がボーッとする、肩や頭が重いなどの、乗り物酔いなどの予兆を感じたら、酔い止めの薬を飲むといいそうです。

3.つぼ治療をする

内関(ないかん)手元に酔い止め薬がない場合は、つぼによる治療が有効です。
気象病予防のつぼは、手首の付け根から指三本分内側の部分にある内関(ないかん)です。

この内関は酔い止めに効くツボで、酔い止めバンドにも、ちょうど内観に当たるように、バンドの内側にツボ押しがついているのです。

家に酔い止めバンドがなくても、この内関を反対側の指で刺激をすれば、気象病が改善できるそうです。

 icon-comment Kazuちゃんのつぶやき……

私もharuちゃんとお酒を飲みますが、時々首の後ろから頭にかけて、脈を測らなくても脈拍数が分かるほど、ズキンズキンと痛くなります。
しかも、お酒を飲むと必ずではなく、時々なのです。
今思えば痛くなるのは、いつも雨が降る日の前日だったのです。
これって、ひょっとしなくても気象病だったのですね~

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