ハチミツが危ない!乳児ボツリヌス菌で日本初の死亡事故!乳児に与えると危険な食材

乳児ボツリヌス症
覚えておきたい健康情報

今年の3月30日に、蜂蜜を食べたことによって乳児ボツリヌス症になり、生後6カ月の赤ちゃんが亡くなるというニュースが報道されました。
甘くて健康にも良さそうな蜂蜜が、乳児にとって危険な食材とは思わないですよね。
蜂蜜のほかにも、乳児に取って危険な食材があるのでしょうか?

 icon-square 蜂蜜を食べて乳児ボツリヌス症に!感染を予防するためにできること

乳児ボツリヌス症はどんな病気?

乳児ボツリヌス症乳児ボツリヌス症とは、1歳未満の赤ちゃんが蜂蜜を摂取することにより、食品を通して体内にボツリヌス菌が産生する「芽胞」という菌が入ることにより起こる感染症です。

ボツリヌス菌は、土壌や川などの泥の中で育つため、土壌に生える植物は芽胞で汚染されていることがあります。

ミツバチはこれらの芽胞が付着した植物から花粉を採取して運んでいるので、ミツバチやハチミツも芽胞で汚染していることがあります。
ボツリヌス菌は、大人でも激しい食中毒症状を起しますが、大腸の働きで増殖することはあまりありません。
しかし、1歳未満の乳児は腸内環境が整っておらず、腸内で増殖してしまうため最も多く感染します。

乳児ボツリヌス症の症状は?

乳児ボツリヌス症乳児ボツリヌス症の主な症状は神経麻痺で、けいれんや呼吸不全などを起こすこともあります。
初期には便秘、哺乳不良、泣き声が弱い、顔が無表情になる、首のすわりが悪くなる、眼球運動の麻痺、無呼吸などの症状が現れます。
1987年に1歳未満の乳児に与えないようにと、厚生省(当時)が通知を出して以降、蜂蜜が原因の発症は減っていました。

東京都によると、亡くなったのは足立区の男児で、生後4カ月頃からジュースに蜂蜜を混ぜて1日2回、10グラムほどが与えられていたそうです。
そして、2月20日にけいれんや呼吸不全などの神経症状が出たため入院したところ、乳児ボツリヌス症と診断され、3月末に亡くなりました。

乳児ボツリヌス菌は、これまでも複数の発症例が報告されていましたが、記録が残っている1986年以降での、死亡は初めてでした。

乳児ボツリヌス症を予防するためには 蜂蜜以外でも危険な食材はある!?

乳児ボツリヌス症ボツリヌス菌は熱に強いため、通常の加熱や調理では殺菌することはできません。

ボツリヌス菌を予防するには、120℃で4分間加熱することが有効です。

乳児ボツリヌス症を予防する最も有効な方法は、1未満の乳児には蜂蜜を与えないことです。

乳児ボツリヌス菌は、発症までの潜伏期間が3~30日と長期なことも特徴なので、もし口にした場合は症状が出ないかどうか注意し、症状が現れた場合は速やかに小児科に受診するようにしましょう!

蜂蜜以外にも、乳児ボツリヌス症を発症してしまうかもしれない食材は、黒糖やコーンシロップです。
これらの蜂蜜や黒糖などは、赤ちゃんが1歳を過ぎてから上げることが、病気の発症を予防するカギになります!

参照サイト:赤ちゃんのはちみつはいつから?食べさせてはいけない理由は?
      東京都福祉保健局 ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)

 icon-comment れいちゃんのつぶやき

蜂蜜は甘くて健康にもよさそうなイメージがあり、まさかその蜂蜜が原因で、乳児が亡くなってしまうというニュースを聞いたときにはとても驚きました。
蜂蜜は1987年に1歳未満の乳児に与えないようにと、当時の厚生省が通知を出しているほどなので、絶対に与えないように注意したいですね。

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